ユーザー車検の点検する項目を知る事で簡単に自分で受ける事が可能になる!
ユーザー車検を受けてみようかと思う方の中で、気になるのが点検整備の部分をどうしたらいいのか分からない方は多いですよね。
主に車検での点検項目は大きく分けて5つあり、ユーザー車検だろうと、整備工場に依頼する車検だろうと点検項目は変わりません。
車検の点検項目
車検は24ヶ月点検という項目にそって車を点検していきます。
上の画像が「点検整備記録簿」と言われるものでここの点検項目は大きく分けて5つあります。
- エンジンルーム点検
- 室内点検
- 下回り点検
- 足回り点検
- 外回り点検・日常点検
このように大きく分けて5つに分ける事が出来ます。
点検項目を確認してみるとかなりの点検がありとても自分で行うのは無理なんじゃ・・・
例えユーザー車検を受けたとしても、その後のクルマの点検は?
もし故障した場合や車のトラブルが発生した時は?
どうしたらいいのか!
そう思ったりもするかもしれませんが、整備工場で受けた車検とユーザー車検で受けても特別何が変わるって事もないでしょう。
よく言われている「整備保証」なんていうのも、車検後にトラブルがあっても全て保証してくれるものではないし、むしろ保証してもらえる部分の方が圧倒的に少ないのが現状ですよ。
結局のところ、整備工場で車検をしようがユーザー車検で受けようが、その後の管理は自己管理という事になります。
では自分で点検は出来るのか?
これは出来る出来ないは人それぞれですが、ブレーキの点検が出来れば車検の点検は
出来ます!
「本当なの???」
そんなに簡単のはずないと思うかもしれませんが以前の記事で紹介していますので参考にして下さい。
ユーザー車検を自分でするには整備内容を確認
先ほどの5つの点検では実際に何か外す作業を行うのは、「ブレーキ」のみなので、残りの点検はポイントを抑えて行えば誰でも出来るようになれるんです。
ではブレーキの点検はどのように行うのかというとそれも以前の記事で載せています。
ユーザー車検に必要なブレーキの点検
このブレーキの点検が出来れば自分で整備する事は出来ます。
そもそも点検や整備を素人がしても問題ないのか?
車検を自分で受けたり、点検や整備を自分で作業する事はなんら違法でもありません。
実はプロの整備士でも意外に知っていない方も多く「資格が無い者が分解整備をしてはいけない」という部分だけが浸透して、プロの整備士以外は車の整備をしてはいけない!
このように広まっていますが、「分解整備」をしてはいけないのは車の持ち主である本人は該当しません。
本来は自分のクルマは自分で点検整備をする事になっており、自分で出来ない場合は整備工場に依頼して代理で車検や分解整備をしてもらう事になっています。
つまり、自分でブレーキを分解しようが、足回りを外そうが法律的に全く問題なく、本人以外が分解整備する時にだけ整備士の資格が必要である事になります。
プロの整備士と素人の差
ではでは、そうは言ってもいきなり車の点検をしようにも何をどうすればいいのか分からない部分は沢山ありますし、プロの整備士とはかなりの差があると思います。
主に素人とプロの違いは知識と経験の差があると思います。
確かにその差は大きいものになりますが、ブレーキの記事を見て頂ければわかりますがブレーキの点検ではそれほど技術的な差は生まれません。
点検するポイントさえ抑えていれば素人でも出来るようになります。
整備技術的な差ではなく、点検するポイントを「知っているか」「知らないか」この差だと私は思います。
さらに言うなら、この先の点検項目を「知ろうとするか」「知ろうとしないか」このどちらかの行動でプロとの差は決まってくると思います。
技術の差は工具でカバー出来る
それでもどうしても、ボルト1本も外した事の無い方には厳しい部分があると思いますのでそういった部分のプロと素人の技術差を埋めてくれるのが「工具」になります。
工具は自分で購入出来ますし、ブレーキを分解する工具であればそれほど高額にならないでしょう。
整備の工具はいろいろあり中には高価な工具もあります。
「スナップオン」とかいうブランドは聞いた事あると思いますが、この工具はとても高価です。
確かにスナップオンはとてもいい工具ですがスナップオンでなければ整備が出来ない事はありませんし、ホームセンターの工具でも十分に対応可能です。
自分の車に使用する工具だけを揃えれば十分かと思います。
さらに工具の中でもあった方がいいのが「トルクレンチ」という工具は必需品になるでしょう。
この工具は初心者の方で最も多い「締め過ぎ」を防いでくれます。
これがあれば規定トルクで締める事ができるので初心者でも力加減が均等になります。
あとは閉め忘れに注意すれば、何か外れる事はありませんので初心者でも十分に点検整備は出来ます。
素人でも大丈夫か?ではなく大丈夫なように自分で知識を付ける事が必要です。
自分でやる気があれば応援します!自分でチャレンジして、もし分からない事や困った事がある場合は相談してもらえれば出来る限りお答えしますので頑張って下さい♪