ユーザー車検とは何か?デメリットを確認してから受けるのがベスト!
ユーザー車検とは何か?
いままで整備工場に車検を依頼されていた方であれば、詳しい事が分からないと思いますが簡単に言うと「自分で検査を受ける車検」です。
車を各運輸支局に自分で持ち込んで、完成検査を受けて何も問題なければ合格になり新しい「車検証」と新しい「ステッカー」がもらえるようになります。
自分で車検を行うとなると難しいように感じますがはっきり言って、
「簡単です!」
最初はやり方が分からなくて戸惑いますが、1度受けてみると簡単な事に気づく事になります。
「本当にそんなに簡単なのか?」
そう思う方は、私が実際に検査を通した時の動画を確認してください。
これが実際の検査コースになり、自分で車を運転して各部分の検査をしていく事になります。
完成検査コースは10分ぐらいの短時間な検査なので特別なにかを外したりする検査ではありません
検査コースでは、案内表示が出ていたり、アナウンスで次になにをしたらいいのかが分かるようになっているので難しい事ではありません。
さらに心配な方は、検査コースに入る前に近くの検査官に「初心者です」と言うと、マンツーマンで操作方法を教えてくれるので、よりスムーズに検査を受ける事が出来ます。
検査コースを通している人達の中には、整備工場の事務の方が通している事もあり一度受ければ誰にでも出来てしまうのです。
特に車の運転技術とか、整備の知識とかそういった事は一切関係なく、誰でもやれば出来ます。
ここまでの話では、とても簡単な事は分かってもらえたと思いますが、ユーザー車検の本当のデメリットは自分で検査を受ける事ではありません。
ユーザー車検のデメリットは点検を自分でする事
ユーザー車検自体は簡単に誰でも受ける事が出来て、さらに年式が新車から5年前後であれば、特に点検もしなくても合格出来てしまいます。
極端な話、昨日まで通勤で使用していた車を何もメンテナンスもせずに運輸支局に持ち込んで、検査を受けても問題なくすんなりと合格してしまう事があります。
車検に合格すると、ほとんどの方が、「車検合格=次の車検まで安全」
このような考えになってしまう方が多いですが、これは間違いで車の点検は必ず必要です!
整備工場に車検を依頼すると、この「点検」と「車検の検査」の2つがセットになっているので、自分では何もする必要がないのです。
ユーザー車検ではこの点検をする事が必要になるので、最も大きなデメリット部分と言える所だと思います。
点検と聞くと、とても素人には難しくて無理だろ・・・
そう思いますが、これもポイントを抑えて行えば出来ます。
私がこのサイトで紹介している点検方法は、外したりする作業はタイヤとボルト1本ぐらいなので特別な技術は何にも必要ありません。
ポイントを抑えて確認していけば、だれでも出来るようになれます。
何十年も前の車検と比べて、今の車の車検では点検する箇所はあきらかに少なくなってきています。
さらにこれからの車は進化して、今以上に車の点検部分は減っていきます。
自分で出来る所が一つ増えるだけでも、間違いなくメンテナンス費用を抑える事が出来ますので
デメリットを恐れるのではなく
チャレンジしていく事で本当に必要な整備が出来るようになりますよ!