ヴェルファイアの車検をディーラーに出したらいろいろと不具合が発覚
今回はトヨタ・ヴェルファイアのオーナーさんがディーラーで車検をした時のいろいろあった不具合と実際にかかった費用の内訳を紹介します。
ヴェルファイアオーナーが実際に車検をした車の車種や詳細
家族用の車として購入したヴェルファイア、年式は2013年式、グレードは2.4Vグレードとなり、走行距離は比較的短めの5万キロぐらいとなります。
そろそろ2回目の車検を迎えるころで、新しいモデルに買い替えることも考えましたが、子供の成長と共に出番が少なくなってきたこともあって買い替えはやめて、今回車検を通したのちにその次の車検前に売却することを決めました。
ヴェルファイアの車検で困った事や悩んだ事
前回同様、今回もこの車を買ったディーラーで車検を受けることにしました。
やはり、信頼性を重視するとなると多少費用が高くなってもディーラーが一番と考えております。
車検が終わるのは翌日の夕方ということで、その日は車を預けただけで早々に家路についたわけですが、その日の夕方にディーラーから電話がかかってきました。車を預けて、そこから電話がかかってくるというのは得てして悪いことが起こった時が多いため、今回も何があったのかと恐怖感を持ちながら電話に出たら……
「申し訳ございません、車検のあがりが明後日になってしまいそうです」
とのことでした。
ヴェルファイアに発生した不具合
なにやら排気ガスに色がついていて、排気ガスの有毒物質濃度が濃くなっているので、車検をクリアさせることができないとのこと。
排気ガスが白いということで、どうしてそうなってしまったのかということを問い詰めると、実はこの車に搭載されているエンジンの欠陥だったようなのです。
ANH20型ヴェルファイアの2.4リッターガソリンエンジンモデルには2AZ-FE型というエンジンが搭載されています。
このエンジンは設計は日本で行われていますが、部品の製造やエンジンの組み立ては中国で行われているのです。
中国ではいまだに1ミリ単位を無視するような感覚でモノ作りをしているため、そういった文化のある場所でいくら厳しく指導してもまともなエンジンなど作れるはずがありません。
実はこの不具合はトヨタも確認しており、対策として保証期間の延長と無償修理をするようにしていますが、今までそれを知らなかった私は何事もなく乗り続けてしまい、車検の際に初めて気が付いたということになりました。
このオイル上りの修理をするのに、最低でも1日かかるので車検の上がりが伸びたという話だったんです。
今回のヴェルファイアの車検にかかった車検費用の内訳
- 車検整備費用:60000円
- 自動車重量税(2年分):32800円
- 自賠責保険料:(2年分):25830円
- 修理費用:0円
- その他もろもろ:10000円ぐらい
- 合計:128,630円
となりました。
ディーラーでの車検を選ぶ方はやはり信頼が一番重要視されている
今回のヴェルファイアオーナーさんの体験談を聞いてみて、私が感じたのはディーラー車検に出す方は金額ではなく信頼!!
というのを求めているのが改めて感じました。
確かに車検費用は凄く高いですね〜
2回目の車検なので、ほとんど交換する部分もないはずなので
- エンジンオイル
- オイルフィルター
- ブレーキオイル
- エアークリーナー
これぐらいの交換で十分でしょう。
通常の整備工場に任せても1万前後ぐらいで済むような内容です。
そもそもの車検基本工賃がディーラーは高いので作業はそれほどの事をしなくても金額がかかるようになってしまいます。
もしも、ディーラーにかかる費用を毎回の車検で積み立てしたら
10年間車を維持したとして多くて5回ほどの車検になり35万円ほどの金額が貯蓄される事になります。
この金額とディーラーの信頼のどっちをとるかはオーナーさん次第って事ですね。