リアスポイラの保安基準を解説!車検で注意するポイント!
リアスポイラを社外品で取り付けている方も多いかもしれませんが、もしかしたらそのままでは基準外で車検には通らないかもしれませんよ!
せっかく取り付けたのに車検に通らなかったりしたら無駄な費用がかかる事にもなるので、もし今からリアスポイラの取り付けを検討している方は今回の記事を参考にしてください。
リアスポイラの基準
リアスポイラの基準は基本的に車体からはみ出してはいけないもので、さらにGTウィングなどの翼形状のものはその他にも基準があります。
- 車体とウィング隙間が20oを超えてはいけない。
- 車体の最外側165oを超えてはいけない。
これはどういうことかというと、主に翼部分がどのような状態にあるのかで適合か不適合が変わってきます。
少しイメージがしにくいので何がどうダメなのか画像で説明すると。
【リアスポイラ不適合例】
- 上はウィング部分が車体最外側から165o以内に入っていないので不適合。
- その下は車体とウィング隙間が20oを超えるので不適合。
【リアスポイラ適合例】
- 上は車体最外側から165o以内でウィング部分も車体から20o以内なので車検適合。
- その下はウィング形状ではなく車体から出ていないので車検適合。
【リアスポイラ取り付け方】
リアスポイラの取り付けは、溶接、ボルト、ナット、接着剤などにより車体に確実に取り付けられているのが条件です。
【リアスポイラ形状】
リアスポイラで翼形状部分が165o以上内側にないものであっても、その超えた部分が歩行者に接触した時に衝撃を吸収できる構造の場合は基準に適合するらしいです。
まあ柔らかい素材やその部分だけが脱落するタイプならOKってことですね。
さらにリアスポイラの角部が半径2.5o未満であると不適合になってしまいます。
つまりあまり尖っていると車検には通らなに事になります。
リアスポイラを取り付けていると車検には不利?
今回紹介した基準をクリアしていれば車検には通りますが取り付けには十分注意が必要です。
取り付けてもらう業者も選ばないといけません。
そもそも基準を理解していない業者も中にはいますので、万が一車検で指摘を受けた場合のフォローもしてくれるのかも確認しておいた方がいいでしょう。
こういったリアスポイラなどの外装社外品を取り付けていると、検査官には通常車より厳しい目で見られることになります。
リアスポイラ部分でけに限らず他にも何かいじっていないかを細かく確認してきますのでより事前の確認はしっかりと必要になってきますので注意していきましょう。