ユーザー車検とは何か?自分で受けるには整備工場との違いを知る事!

ユーザー車検を受けるにはある程度の準備は必要になります。

 

車の点検・車検場の予約・必要書類の準備などを自分で行う必要があります。

 

車検に関わる事を全て自分でしなくてはいけないので車に詳しくないと出来ないと思う方もいるかもしれませんが、実際はそんなに大した事ではありません。

 

そもそも実際の業者に出している車検ではどのような整備をしているのかを知る事によって

 

業者に出した方がいいのか?

 

それとも自分でしたほうがいいのか?

 

この辺が分かりやすくなるので今回は整備工場との違いについて紹介していこうと思います。

 

これを見ると今まで難しく考えていた車検が身近に感じられるのでユーザー車検への第一歩を踏み出せますよ!

整備工場での車検項目


上の画像が車検点検項目になります。

 

これを見ると、すっごくいろいろあってとても素人には無理!!

 

そう思う方が多いですが良く見てみると

 

あれ?」これは自分でも出来るよね・・・という部分があると思います。

 

それもそのはず、この車検整備で分解点検するのはブレーキのみです!

 

つまりいろいろ外して点検するのはブレーキぐらいだという事です。

 

えっ!?って思いますか?

 

もう一度言いますね

 

今まであなたがしてきた整備工場に出す通常の車検では、何も不具合が無い状態で外したりするのは、タイヤを外してブレーキぐらいです。

 

じゃあその他の点検はどうなるのか???

 

車検整備のブレーキ以外の点検内容

ではブレーキ以外の点検内容はどのようなものになるのか?

 

まず先ほどの画像に載っていた点検項目を確認してみると

 

大きく分けて5つあります

 

  1. エンジンルーム点検
  2. 室内点検
  3. 下回り点検
  4. 足回り点検
  5. 外回り・日常点検

大きく分けるとこのような5つの点検が車検にはあります。

 

ここからブレーキ以外の点検ではどのような点検なのかを順番に説明していきますね。

 

@エンジンルーム点検

エンジンルームではいくつか点検項目があると思いますがこの中の半分は実際点検出来ない所や省略部分があります。

 

■パワーステアリング
今の車ではほとんど装備されていないです。

■点火装置
今の車ではイリジウムプラグが支流になっているので省略項目になります。

■ばい煙〜〜
ブローバイホースとチャコールキャニスター以外は点検・・・
とあまり発言していると何かと業者から言われそうなのでここは察してください。

 

他の項目では、
バッテリーの取り付け具合のチェックとエアクリーナの目詰まりチェック
ファンベルトも緩みがないかチェックして燃料漏れは匂いや車体下をチェックします。

 

さらに最近ではプリウスなんかはファンベルトも付いていないので点検から除外されますね。

 

これでエンジンルームの点検はこれで完了です。

 

特に何も外していません。

 

A室内内点検

室内では、

  • ハンドルを左右に振ってガタツキがないか
  • ブレーキペダルとパーキングブレーキとクラッチの踏み応えガタツキはないか

これらの点検になります。

 

ここでも何かを外す事はしませんね。

 

B下回り点検

  • 下回りではオイル漏れがないか
  • マフラーに穴が空いていないか
  • 各ブーツ類が損傷していなか

これらをチェックしていきます。

 

ここでも外す事はしないで目視点検になります。

 

C足回り点検

足回りでは、ブレーキ以外は特に外して点検する必要はなく

  • タイヤのガタツキ
  • タイヤの空気圧
  • サスペンションのオイル漏れ

これらを確認していきます。

 

ここでもまたまた何も外さないで点検が完了できるレベルです。

 

外回り点検と日常点検

外回りは

  • ボディが著しく変形や損傷していないかの確認
  • 日常点検はエンジンルームの油脂類とライトやワイパーの点検

これまた何も外す事もなく確認作業になります。

 

以上がブレーキ以外の点検になります。

 

どうでしょうか?

 

点検記録簿通りに簡単に説明しましたが、ここまでで特に何かを外す事はしていません。

 

唯一何か外す可能性があるのはエアクリーナぐらいですかね。

 

本当にブレーキ以外は特に何か分解をするという作業は無いのが分かってもらえたかなと思います。


自分でブレーキの点検が出来ればユーザー車検するべき

ユーザー車検を行うのであれば整備工場との一番大きな違いを知って、それをどうするかを考えていけば普通の車検と変わりなく格安な料金で車検が出来ます。

 

いままで説明してきた内容で特に大きな作業は何もしていませんよね。

 

つまりユーザー車検と整備工場車検での整備内容の大きな違いはブレーキの点検が最も大きな違いとなってくると思います。

 

ではブレーキの点検を自分で行う事が出来たら・・・

 

ブレーキの点検が出来るようになったら後は先ほどの説明した箇所を目視又は触れて確認する点検をしていけばいいのでユーザー車検を自分ですることを目指してもいいかと思います。

 

ブレーキに関しては別の記事で紹介していますので参考にして下さい。
ユーザー車検に必要なブレーキの点検

 

ユーザー車検は考えていない方でも、ここまでの車検点検を知っているだけでも今までとは違う目線で車検を受ける事が出来ると思います。

 

自分の車がどんな点検をしてどんな箇所を外しているのかを知るのはとても重要な事なのですが、ほとんどの方は自分の車がどのような点検を受けているのかが分かっていない状態です。

 

車検の知識を付けることで自分の車のメンテンスも出来るようになりますし、さらに車の維持費も安く抑える事ができます。

 

車検整備や車検費用で何か疑問に思ったらこのサイトを読んで頂いて参考にしてもらえれば本当に必要な整備内容が見えてくると思いますよ!

 

自分の車を一番大切に出来るのは整備士でもなく自分自身なので今後の自分の車検に役立てて下さい。

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