ウィンカーの車検基準とは?指摘されない為の点検方法
クルマのウィンカーにもちゃんと基準があり、車検でも確認が必要になります。
最近では流れるタイプのウィンカー等もあり、純正品でも社外品でも多くのタイプの用品があるので基準がどうなっているのかもちょっとわかりづらいですよね。
車検で指摘をされてしまうと、無駄な時間と費用が削られる事になるので無駄な損失は避けたい所です。
事前に自分で確認していけば検査落ちしないよう回避する事も可能なので、まずは落ちやすい所を確認して何がどうダメなのかを点検して、すんなりと合格できるようにする事が一番です。
車の点検は確認する所は多いですが決まったポイントを抑えて確認していけば点検する時間もそれほどかからないで完了できます。
今回は検査に落ちやすいウィンカーのポンイントを紹介していきます。
自分で出来るウィンカーの確認方法
ウィンカーは車が右左折する時に使用する灯火になり、方向指示器とも呼ばれています。
灯火の中でも唯一点滅する事を許されている所になり、最近ではドアミラーにも補助灯などが備えつけられている車が多くなりました。
ウィンカーの色
ウィンカーの色はオレンジのみが認められていいます。
その他の色はウィンカーとは認められないので検査に通りません。
ウィンカーレンズがクリアなどでは球自体に色が着色されているのもあります。
上画像のような球自体にオレンジ色が加工されているのですが、年々劣化して塗装が取れてしまうことがあります。
球自体が切れていなくとも色がしっかりとオレンジ色をしているかをチェックして左右で色のばらつきがないかも確認してから検査にいきましょう。
ウィンカー角度
ウィンカーでは確認できる角度が決まっています。
上画像の角度範囲でウィンカーを確認できなければいけないのですが少しわかりにくいと思いますので、ざっくりと検査に落ちやすい所だけを説明すると前方のウィンカーを後ろから見て確認できなければいけません。
このように後方からこの角度で見て前方の点灯状態が確認できれば問題ありません。
ここで注意しないといけないのが、フェンダーやドアミラーに補助ウィンカーがもともと付いていた車両で取り外してしまったりすると検査に落ちてしまいます。
後ろ側は
後ろは80℃の角度で確認なので、純正は特に問題ありませんが、社外のLEDなどは、この角度で確認できない場合が結構ありますので要注意です!
ウィンカーで流れるタイプ
最近では純正品ウィンカーでもで流れるタイプの物が出ています。
このタイプでの社外品も出ていますが、これにも基準があります。
- 流れる方向
- 点滅状態
この2つがあります。
【流れる方向】
右にウィンカーを出したら流れる方向も右に流れなければならないこと。
つまり内側から点灯して右外側に向かって流れていなければいけない。
【点滅状態】
最初に点滅した箇所が最後の点滅まで点灯していなければいけない。
つまり流れている時は消えてはならない事になります。
上画像のように最初から最後まで点灯していれば問題ありません。
ウィンカーの点滅回数
ウィンカーには点滅回数が決まっています。
1分間に60〜120回の点滅回数でなければいけません。
ここも社外品や点滅回数を早くする用品も売っていますので取り付けている場合は確認していきましょう。
以上がウィンカーで落ちやすいポイントになります。
社外品を装着していなくても経年劣化などでも落ちやすいポイントもあるので事前に確認をしてから検査に挑みましょう!