車検時に荷物を下ろさないと指摘を受けてしまう量はどれくらいか!
車検を受ける時には書類の準備も欠かせませんがその他にも車両のチェックも必要です。
特に車の室内は自分だけの空間になり、車検には関係ないだろうとあまり気にしない方も多いですが荷物があまりにも多いと車検時にNGになります!
今回は何故NGになるのかと、どのくらいの量でNGになりやすいのかを紹介していきます。
車検は検査時車両状態というものがある
車検を受けるには、車の安全装置や各装置などが正常に動く事も検査したりしますが、室内に関してはそれほど詳しく点検したりしません。
「シートベルト」「座席」「メータ」「発煙筒」などを点検したりするぐらいなので少しくらいの荷物であれば特に問題はありません。
自分の衣類や雑誌や小物程度なら全然問題ありません。
しかし重量がある荷物はNGになりやすいです!
車検の検査では、「検査時車両状態」であるクルマでないと完成検査を受ける事が出来ない決まりになっています。
検査時車両状態とは、「空車状態の車に運転者1名が乗車した状態」が本来の検査をする時の状態であり
つまり原則的に認められているのは、「運転者1名のみ」の状態です!
なので室内に明らかに、車両重量が何十キロも変わってしまうくらいの重量のある荷物や、大量の荷物が積んである場合では指摘をされる事があります。
さらに、車検のブレーキ検査などは車両重量からの割合で制動力を計算するので、正しい検査数値が出ないというのもあるので重量が極端に変わるような状態はアウトです!
実際に指摘を受けた荷物の例
では実際に運輸支局で指摘を受けた荷物を紹介します。
ここに出す例以外が全てOKという訳ではなく、このぐらいの荷物はアウトになる可能性があると判断してください。
- 車内に積み込んだタイヤ
- 仕事で使用する複数の道具
- 30キロの米
- トラッく荷台のさしわく
- ワゴン車などの後ろに手作り棚
指摘を受けた場合では、運輸支局内の邪魔にならない所に荷物を降ろして検査を受ける事も出来ますが
特に誰かが見張ってくれている訳ではないので紛失などは自己責任になってしまいます。
検査時は特別に車両重量を計測する訳でもないので見た目が重くない物であれば問題ありません。
たとえ軽い物でも室内が荷物であふれている場合では検査官の判断によりNGにされる可能性があるので重量に影響を及ぼさない程度を意識した方が良いでしょう。
重量のある物を何かで隠したりしても外観で車体が沈んでいたりすると、室内を詳しくチェックされるので重い物は極力降ろしておいた方が良いですね。
以上が車検時の荷物になります。
基本的に指摘を受けやすいのが、仕事で使用している車などは重い荷物が載せてある事が多いので車検前には一度確認してから挑みましょう!