車検でエンジンルームを指摘されないようにする3つの点検ポイント
整備工場に依頼する車検やユーザー車検を自分で受ける時などには少しの点検は自分でしておく方が無駄な費用がかからなくて良いです。
点検と聞くとどうしても分からないから自分には無理かな・・・
そう思い結局、整備工場に全て依頼してしまうのはとてももったいない事になるので、自分で点検出来る所はチャレンジしてみましょう!
今回はエンジンルーム内で落ちやすいポイントを紹介していきますので、まずは参考にして自分の車でも確認してみて下さい。
運輸支局の検査でエンジンルーム内は車台番号やエンジン型式を見るぐらいなので、そんなに点検しないように見えますが、検査官によっては目がいい人が存在します!
検査はその時の検査官にも左右される事もあるので指摘を受けやすい所は出来る限り排除していく方が確実です。
ではエンジンルーム内で検査に落ちやすいポイントを確認しましょう。
エンジンルーム内で落ちやすいポイント
エンジンルームで見られるのが主に「漏れ」と「取り付け状態」になります、漏れの部分では
- エンジン
- 冷却水
- ブレーキ
これらがエンジンルームで確認される部分になるのでまずはこれらを見ていきましょう。
エンジンオイル漏れ
エンジンオイル交換などをしてエンジンオイルを入れる際にヘッドカバー付近(オイルを入れる付近)に付着しているオイルは指摘を受けやすいです。
画像赤丸のような状態ではオイル漏れと判断されるので、指摘を受けやすいです。
例えその場でオイルを拭き取っても「オイル漏れ」だから修理が必要になるので作業完了してからまた検査に来てください!
といわれる場合もあるのでこういった部分は検査に行く前にオイルなどの付着がしていなか確認して、指摘されそうな紛らわしい付着は拭き取っていきましょう。
エンジンオイルが漏れている場合では専用の漏れ止め添加剤があるので、修理するよりはかなりの格安で漏れが止まる可能性があります。
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劣化したシール部分を柔らかくして気密性を回復してくれる効果があるので、オイル漏れの高額修理も格安に修復出来る可能性があるので一度試してみる価値は十分にあります。
効果が出るまでに時間がかかるので車検前の早めの処置が良いでしょう。
冷却水の漏れ
冷却水も確認しましょう。上画像のように緑色や赤色の付着しているものが見える場合は取り除いていきましょう。
もちろん漏れている場合では修理か漏れ止めで対処した方が良いので自分で対処するにはストップリークがあります。
漏れていなくてもこういったホース部分では付着している事が多いので確認して下さい。
取り除く時はその部分に「お湯」をかけるとすぐに取れます。
万が一、冷却水の漏れがある場合もストップリーク剤があります。
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冷却水の漏れはかなりの確率で回復します。ラジェーターのアッパータンクのヒビ割れもこの添加剤で修復可能です。
こんな感じの、ラジェーター上部のヒビ漏れにも効果があります。
ブレーキオイル漏れ
ブレーキオイルも確認しましょう。
ブレーキオイルを交換したり補充した時にこぼしたりすると、これも「漏れ」と指摘される場合があるので確認して紛らわしい物が付着している場合は拭き取っていきましょう。
バッテリーの取り付け
バッテリーもちゃんと取り付けがされているの確認しましょう。上の画像にはバッテリーを止めているステーがありません(;´Д`)
意外にこれ結構多いです・・・
バッテリーのステーは緩みやすい所でもあるので、そのまま放置していると
いつの間にか外れている事もありますので、検査前に確認しましょう!
以上がエンジンルームで落ちやすいポイントになります。
どれも確認をすれば、すぐに対処出来るものなので漏れ修理も添加剤を使用すれば対応できる部分もあるので検査前は確認を怠らないように必ずチェックしていきましょう。