車の燃費を向上させるメンテナンス方法を紹介
車の燃費が気になる方や車の燃費を抑えたい方、必見!
今回は自分で燃費を向上させるメンテナンスを紹介していきます。
車の燃費を抑えるには日ごろの運転の仕方も大事になり、普段から急ブレーキ急発進などを注意して無駄にエネルギーを消費しないように心がけて運転している方もいると思いますが、今回紹介するのは小手先の運転方法ではなく根本的なエンジンの部分の改善です。
今回紹介する方法は簡単に車のエンジンの燃焼効率を向上させるメンテナンスなので燃費アップが期待できます!
クルマは新車時のエンジンから比べると年々パワーダウンしていくのは当たり前に起こる現象なので、それを今回紹介する方法でリフレッシュしてエンジンが無駄なく効率の良い燃焼が出来るように助けてあげましょう!
エンジンの効率を上げる簡単なメンテナンス
ではエンジンを効率的に燃焼させるためには3つの要素が必要になります。
- いい圧縮
- いい点火
- いい空燃比
この3つは今も昔も変わらないエンジンに必要な要素です。
今回はこの3つの要素を手助けしてあげるメンテナンス方を紹介していきます。
エンジンの【いい圧縮】手助けメンテナンス
上画像はエンジンの内部構造です。
ピストンと言われる部品が筒(シリンダー)と言われる所で上下に運動しています。
この上下運動する事で「吸気」「圧縮」「燃焼」「排気」を繰り返して動力を得ることにより、エンジン⇒ミッション⇒ドライブシャフト類⇒タイヤ。という感じに力が伝達されて走行する事を可能にしています。
しかしこの部分のピストンとシリンダーは金属同士です。
金属同士がこすれあったらどうなると思いますか?
通常は削れていきますよね。
上下運動すればするほど削れていくのが普通ですが、そこに削れないように膜をはってガードしてくれている物があります。
それがエンジンオイルなのです!
このピストンとシリンダーの間に膜を形成し摩擦抵抗を軽減して金属同士の接触を防ぎます。
何千回転する所を常にガードしているのですから、高温にもなりエンジンオイルはとても過酷な環境で働いてくれています。
さらにエンジンオイルがあることにより密閉性が向上し、エンジンの圧縮を可能にしています。
エンジンオイルにはこのように「いい圧縮」をするには欠かせない物になります。
交換も簡単に出来ますので是非一度、作業内容を見てください。
簡単でびっくりしますよ!
エンジンの【いい点火】手助けメンテナンス
上画像はスパークプラグという点火装置になります。
火花が発生している部分は年々劣化して隙間が大きくなってきたりします。
今のスパークプラグは長寿命の10万qまで交換しなくても大丈夫になっていますが10万qを過ぎたらもちろん交換が必要になります。
軽自動車では長寿命のスパークプラグではなく通常のスパークプラグを使用している事が多いので4万キロ前後の交換が必要になってきます。
エンジン燃焼を良くさせるにはしっかりと火花を飛ばさないと、良い燃焼は出来ません。劣化したスパークプラグを交換する事で、本来の点火をすることができます。
交換方法も自分で簡単にできますよ!
一度作業方法を確認してもらえれば簡単なのが分かりますので参考にしてください。
エンジンの【いい空燃比】手助けメンテナンス
空燃比とは燃料と空気が混ざった丁度良い比率のものをいいます。
- 燃料が多くてもダメ
- 空気が多くてもダメ
どちらかが偏ってもだめなのです。
ここの割合は車側が、その時の「気温」「車速」「アクセル開度」などを計算して丁度良い配合にしています。
ここでお助けメンテナンスとして出来るのが、エンジンの空気を吸引するところの「エアクリーナー」です!
エンジンも人間と一緒で悪い空気では調子が悪くなります。
空気に不純物が多ければ多いほど燃焼効率は低下します。
エアクリーナーは年々ゴミなどが蓄積されますので、定期的に清掃か交換をしてあげないといけません。
ここは今回紹介するなかでも最も簡単に出来る所なので是非チャレンジして欲しい所です!
交換方法をまずは確認して参考にしてみて下さい。
メンテナンス出来る部分を一つでも増やす事がクルマを長持ちさせるコツ
今回紹介した方法は、どれも簡単に出来ますが、実際に整備工場に依頼したら、当たり前ですが「部品代」と「技術料」がかかる事になります。
こういった部分を全て任せていると出費は増えるばかりになるのでメンテナンスを後回しにする人が多いです。
メンテナンスをしなければ、クルマにダメージが蓄積されるばかりで、最悪の場合は故障を引き起こす結果となります。
そういった最悪の状態になる前に一つでもいいから自分で出来るメンテナンスを見つけてみて下さい。
意外にも簡単に出来る事が分かります!
さらに今は部品などもネットで簡単に購入できる時代で部品自体も整備工場の定価よりもかなり安いです♪
自分で出来る所は自分で作業して、出来ない所は整備工場に依頼すればいいだけなので難しく考える必要はありません。
まずは自分で出来そうな所からチャレンジして車が長持ちするようにメンテナンスしてあげましょう。