ブレーキオイルの交換方法を紹介!一人でもこんなに簡単に出来るの知っていますか?
ブレーキオイルの定期的な点検と交換は車のメンテナンスには欠かせない部分になります。
最低でも2年に1回の交換が望ましく、それ以上交換をしないで放置すると、ブレーキ内部で錆が発生するので故障の原因や余計な出費がかかります。
整備工場にブレーキオイル交換を依頼すると、部品代と工賃込みで大体の相場が
5,000円前後
交換に使用するブレーキオイルの量は、500ml前後なので、エンジンオイル交換と比較しても結構割高な料金です。
ちなみにブレーキオイルの値段は1Lで1,000前後で購入出来ます。
ブレーキオイルは国産車であれば「DOT3」で問題ありませんので自分でネットで購入すればかなり安く済みます。
つまり整備工場の工賃は4,000円以上かかっている事になります。
この値段が高いか、安いか、妥当な金額かは、今からブレーキオイルの交換方法を紹介しますので、「めちゃめちゃ簡単じゃん!!」と感じたら自分で作業した方が絶対良いです!
ブレーキオイル交換に必要な道具
必要な道具は、「メガネ8か10」「ブレーキオイル」「ブレーキオイル抜きポンプ」このポンプは自作で作る事が出来ますので、最後に作り方の動画載せておきます。
最悪なくても出来ますが、あった方が便利かと思います。
では最初に行うのは、ブレーキオイルタンクを綺麗に抜き取ります。
ボンネットを開けてブレーキオイルのタンクがあると思いますので、ここに入っている古いブレーキオイルを抜いた方が綺麗に交換できます。
こんな感じで先ほどのポンプで抜き取ります。ポンプが無くてもスポイトなどでも代用可能です。
抜ける範囲で構わないので古いオイルを抜いたら、新しいブレーキオイルを補充します。
古いブレーキオイルを抜いたら、必ず新しいブレーキオイルの補充を忘れないで下さい。
次にタイヤを外してブレーキキャリパー部分のブリーダーにメガネとホースを取り付けます。
こんな感じで取り付けたら、メガネでブリーダーを緩めて後はひたすらポンピングして抜き取ります。
もしこの時にポンピングしてもなかなか抜き取り出来ない場合はブレーキペダルをじんわりと踏み込めば、ポンピングしなくても簡単に抜き取りできます。
ブレーキペダルをあまり強く踏み込み過ぎると、ホースが外れますので「じんわり」と踏み込んで下さい。
抜き取りする量は
- 前輪部分であればブレーキオイルタンクの1/3ぐらい
- 後輪部分であればブレーキオイルタンクの1/2ぐらい
このぐらいの量を各4輪部分で抜き取りをすれば十分でしょう。
メガネで緩めてポンピングするだけです!
どうですか?簡単ではないでしょうか?
十分に抜き取りが終えたら、ホースを外す前にメガネでブリーダーを締めてからホースを取り外します。
ブレーキオイル交換での注意するポイント
ブレーキオイルを抜く事だけに集中してしまうと、思わぬ事態が発生する事があります。
一番多いのが、ブレーキオイルタンクが空になる事です!
ブレーキオイルを抜きすぎて、補充するのを忘れていつの間にかタンクが空に!!
こうなると、間違いなくエアーが混入しますので、ブレーキが効かない状態になります。
エア抜きするために、さらにブレーキオイルを抜き取りをしないといけなくなりますので無駄にブレーキオイルを消費します。
必ず抜き取りをする際には、ブレーキオイルタンクの量を確認して空にならないように、補充をしてください。
そして最後に必ず、ブレーキペダルを踏んでブレーキの効き具合を確認してから車を移動するようにしてください。
以上がブレーキオイルを交換する方法です。
簡単に出来る作業ですが、実際のブレーキオイルを交換する動画と自作ポンプの作り方の動画も載せておきますので参考にして下さい。
【ブレーキオイル交換方法】
【自作エア抜きポンプの作り方】