車検の種類は何がある?それぞれの費用と特徴を解説
車検は受けないといけない事は車を保有している方であれば知っている事ですが車検にはいくつか方法がある事はご存じですか?
車検の方法としては2つの方法があり、自分で車検を受けに行くユーザー車検か整備工場や業者に依頼するかのどちらかになります。
車検を受ける前に知っておかないと自分の希望の車検が出来なくなる可能性もあります。
さらに整備工場といっても沢山ありますし、どれも一緒ではなく整備工場によっては車検費用や車検にかかる日数も変わってきます。
自分の希望する車検を受けるためにはどのよな整備工場があるのかも知っておく事で自分にあった車検が出来るようになりますよ!
車検に出すいくつかの種類
車検を受けるには全部で4つの種類があります。
- 指定整備工場
- 認証工場
- 車検代行業者
- ユーザー車検
この4つがあるので特徴を紹介します。
指定整備工場
整備工場内で完成検査まで行える工場になります。
完成検査とは運輸支局で行っている検査と同じ検査です。
つまり車をわざわざ運輸支局に持って行く必要がないので、その分の時間と人件費を削減できるので比較的に車検費用と車検期間を抑える事ができます。
よくあるのが60分車検!45分車検!などその場で車検が終わるスピード車検などがあります。
メリット
- 車検期間の短縮
- 車検費用も安く出来る
デメリット
- 車検整備内容が雑
- 車検費用が高くなる
ここで少し疑問に思いますよね?
メリットとデメリットに同じ車検費用があるという事です!
これはどういう事かというと、指定整備工場では車検専門で行っている所もあるので、車検の利益を追求している整備工場が存在しています。
その為、1台あたりの目標も決まっているので、最初の安い基本料金からかけ離れた高額車検へと変わってしまう事があります。
車検費用を高額にさせないためには、他社との見積もりを行って本当に必要な整備なのかを調べる必要があります。
認証工場
認証工場は車検整備を工場でして完成検査は各運輸支局にもちこみ検査を受けてくる工場になります。
個人で経営されている方が比較的多いです。
メリット
- 車検整備はしっかりと時間をかけて行う
- 車検費用は柔軟に応えてくれる
デメリット
- 車検日数が1〜3日かかる
- 車検の基本料金が高めに設定
整備内容は丁寧に行ってくれる所が多いが基本料が高く車検日数もかかるので比較的年式が古い車の方がメリットを受けやすい傾向にあります。
車検代行業者
車検代行業者とはユーザー車検を本人に変わって受けてくる業者の事です。
内容はユーザー車検とかわらないので点検は自分で行う必要があります。
メリット
- 車検費用が抑えられる
デメリット
- 車検整備は行わない
車検代行業者はユーザー車検とかわらないので、こちらを利用するのなら自分でユーザー車検を受けた方が間違いなくいいでしょう。
ユーザー車検
自分で各運輸支局に車を持ち込んで完成検査を受けてくる車検。
車検前と車検後の点検は自分で行う必要がある。
メリット
- 車検費用がもっとも安く抑える事が出来る
デメリット
- 車検の点検を自分で行うので知識は必要
車検の種類を確認して自分にあう方法を見つける
車検の種類を4つ紹介しましたが、どれもメリットデメリットは存在しているので、どれが一番いいのかは車検を受ける本人である、あなたが判断するしかないと思います。
確認するポイントとしては、まず何を一番車検に望んでいるか?
- 車検の費用なのか
- 車検の整備内容か
- 車検の期間なのか
どれを優先的にするのかは車検を受ける方それぞれで変わってくると思います。
今回の車検で最後だから出来る限り安くしたい!
車の事はあまり分からないからプロの整備士に任せたい!
毎日忙しくて時間をかけられない!
などなど人によって求めるものは違いますので、まずは自分が何を重視しているのかをはっきりとさせておけば自分に一番あった車検が出来ると思います。